部屋の気温が34度になったら、エアコンつけようかと思っているのですが、設定高すぎると言われました(笑)高齢者になると暑さにも鈍くなり、エアコンもつけない人が多いと。暑くてのぼせそうなので、まだ鈍くはなっていないと思うのですが、エアコンをつけようとしないところが高齢者に足を突っ込んでいる気がします。我慢しないで、エアコンつけましょう!
【建売住宅契約編】
登場人物
- もちろんわたし
- めめ(娘)・めめ夫・いっくん(1歳)
- フクロウ博士(不動産会社社員歴38年リタイヤ済・友情出演)
離れて暮らす娘家族(娘夫婦と1歳のいっくん)が、アパート暮しから戸建て住居に住み替えを検討。
わたしに色々アドバイスを求めてきたときのお話。
「建売住宅検討編➁」#6 の続きとなります。物件は出たりなくなったりの繰り返しでしたが、とうとう自分たちの希望に近いものが出てきました。2つの物件のどちらにするか、距離的には近いところにあるので、内見の前に何度か近隣の様子を見に足を運んだようです。
第一候補・第二候補の違い
近隣に、薬局がある、内科、救急病院、歯医者、中学、コンビニ、動物病院、整形外科などがあったよ、それから、隣家、前の家などの様子も見てきました。
第一候補、第二候補は、間取りで決めたようでした。同価格であるし、近隣でもあるので環境の差もそんなになかったのですが、第二候補は、#6で紹介した「第一種低層住居専用地域」にありました。また、歩いてすぐのところに、ケーキ屋さんとパン屋さんがあることが、良すぎる環境(笑)らしいです。
内見後、即申し込みとなりました
土曜日、めめ夫がお休みの日に、家族三人で内見へと向かいました。
第一候補の間取りはやはり理想的だったものの、ずっと懸念であった隣の家の空き地にゴミが捨ててあるところがどうしても気になったようです。
第二候補の間取りは、許容範囲であり、住環境がよかったので、結果として、こちらに決め、即申し込みとなりました。
申込証拠金の支払い

申込証拠金はいつまでに支払うように言われてるの?

来週の火曜日までに30万円を振り込むように言われたよ
重要事項説明は、申込証拠金を支払った後の木曜日と、かなりタイトな時間です。

申込証拠金について説明しますね
「申込証拠金」は、実務においてですが、キャンセルになったときは返金になります。まち子ちんが、「いつまでに支払うの?」と聞かれたようですが、支払うというより「預かり金」なので、業者側としては、お預かりしますという感じです。
キャンセルになれば返金されるのに、なぜ預かる必要があるのかというと、申込みの意思表示があるよ、という証拠として、業者側は預かります。これがないと、好き勝手にキャンセルされてしまうからですね。契約締結前に預かるけれど、契約後、代金に充当されます。
ここで疑問が発生しました!

不動産会社からの申込金振込依頼書の中に、手付金30万円と事務手数料88,000円、合計388,000円を支払うようあったので、支払ったよ

えっ!?事務手数料88,000円て何?
ここで、事前にもらっていた重説が役に立ちました。なぜ事前に重説をもらっていたかは、後述となります。
9.代金・交換差金以外に当事者間で授受される金銭
④ 住宅ローン事務手数料 売買契約締結時、売主に住宅ローン申請手続を依頼された場合には、売主にお支払いいただきます。※お客様事由により契約解除となつた場合は返金されません。
金額 88,000円

つまり、35条書面(重説)の内容として、金銭のあっせんの内容が書いてあるので、支払いは、その説明を聞いてからになるのが当然です。
ローン事務手数料だけを契約前(重説を聞く前)に支払うということは普通あり得ませんよ。
この知識を元に、重説の際疑問をぶつけためめ夫さんは、無事、88,000円を返金してもらえることができました◎ 素晴らしい!
大切なことは、支払った後に疑問が残るってことは、事前説明がなかったってことなので、ご説明頂いてもよかった話ですよね?と先方に問うことです。きちんと疑問を持つことが大切なんですね。
さて、次のステップは、重要事項説明となりますが、かなりきついスケジュールなのですが、なんとしてでも月内に売上確定したい業者さんの意向が垣間見れました(笑)
重要事項説明と契約
重説(重要事項説明)の後、続いて契約をすることが多く、そうなると2時間以上のかなり時間が取られます。1歳になったばかりのいっくんを連れて行くのは厳しいと判断しました。

重要事項説明は、旦那さん一人で聞くことはよくあるらしいよ。先に重説を送ってもらって読み込んで、事前に質問を考えることもできるらしいから、そうしたら?

事前に送ってもらえるので、そうするね
先述してしまいましたが、重説はPDFで送ってもらっていたので、時間の許す限り、めめも読み込んだようです。めめ夫と疑問点・質問事項を書き出し、すべて解消できたら、契約するという段取りができました。
事前に重説を送ってもらうのはおススメです。
契約前にやっていたこと
- ローンについて
- フルローンにするか頭金を入れるか・・・これは利率の問題を考慮
- どこで借りるか・・・モゲチェックサイトで選定し、1社に絞っていました※仮審査も通り、安心しきっていましたが、これが後々大変なことになりました。
- 名義をどうするか
- 二人の名義にするのか単独名義にするのか
- 持ち分を半分ずつにすると、後々面倒なことが起きる可能性も無きにしも非ずなので、単独名義にすることで合意がとれていました
- 二人の名義にするのか単独名義にするのか
不動産の契約と言っても構えなくて大丈夫
重説から契約まで、3~4時間、大変だけど、あまり構えなくても大丈夫。不動産の契約って分からないと思うかもしれないけれど、自分たちが普通に生活していく上での説明を聞くことだから、電気は?とか、水道は?とか、そういうところで分からない点があれば質問すればいいのです。
先述しましたが、疑問をぶつけることで、余計なお金を支払わずに返金してもらえることになり、色々な疑問も解消されて、ずいぶんと初期費用を抑えられたとめめ夫から連絡がきたのが、重説始まりから約2時間後。これから契約となります。
契約内容について
購入を決めた土地建物のお金で売買契約を締結しましたが、その他諸経費については、概算しかもらえなかったとのこと。それは、火災保険等で変動するからとのことでした。その具体的な費用が知りたかったようですが、諸経費は、内容によって支払うタイミングも違うので仕方ありません。

諸経費は概算と言えば概算です。公租公課清算も概算ですし。登記費用等は、司法書士へ直接払いなのか、業者に振り込むのか。一般的には業者から司法書士に言って概算費用出してもらいますが・・・
売買契約も無事に済み、いよいよ、新居となる家の内覧となります。

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